最終更新日 2024年5月8日
情報から中身にすべてを自分の好きにできるのも自作の作品を出すときに重宝をする自費出版、誰かにストップをかけられてしまうこともありません。
まさにフリーダムな方法で世の中に自分の自信作を発表することができますから、趣味で書いている小説や自分史を出しても大丈夫、絵本などでもOKです。
作品的に自由度が大変高いことから、オリジナリティを惜しみなく発揮できますし、世に出すまでの期待感もより大きくなります。
でも初めてのことならやはり多少は心に不安もよぎるもの、どんな仕組みがあって費用的にはいくらくらいかかるのか、印税なども含めて事前に把握をしておくと安心です。
基礎となる知識さえ知っていれば鬼に金棒、実現化するために成功のファーストステップとして、基盤となる知識を得ておくことができます。
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自費出版とは
自費出版とは、その名の通り自分で金銭面を全額負担して出版するスタイルであり、本を書いた著者が全責任を負うことにもなりますし、費用面のサポートはありません。
販売する部数が事前に確保済の商業出版とは異なり、流通ルートに関しても同然です。
しかし時代はインターネットが世界中で発展していて、昔ほど本を出すハードルは高くはなくなっています。
社会はすっかりネットに適応をしているのですから、自費でネット上での出版なら意外と気軽な利用ができるためです。
多くの読者に読んでもらいたいと考えるのも、頑張って仕上げた著者の思い、読者に本が届くまでの流れとはどんなものか、知って起きて損はありません。
せっかく出すのですから少しでもたくさん売れればうれしいですし、それは実はとても重要な課題です。
売り場を決定する工程も大事、どこで売るのかどんな風に書籍を並べるかまで具体的に考えていくことになります。
書店に自分の書き上げた作品が並ぶのは光栄ですが、本当にそれを店頭に陳列するかどうかは書店の判断です。
出版社選びでは書店との良い関係性が構築されているかも重要
出版社も成功のカギを握っているので、出版社選びでは書店との良い関係性が構築されているかも重要になってきます。
もし書店のセールスチームと、依頼した出版社がビジネスでのよい関係を築き上げているなら、書店には面陳列されたり、まるでヒット作みたいに平積みされるかもしれません。
夢のような未来を描いてワクワクしてきますが、いったん現実に戻ってお金のこととも向き合う必要があります。
ただ単純計算で絶対にいくら、と計算できないのもこのスタイル、幅が広いのでざっくりでも100万円から1,000万円と一律ではありません。
何が費用面に大きく影響をするのか、左右することになる要素を知ることはできます。
自費出版の費用面について
まずは肝心の原稿の状態について、本人がすべて書き上げることもあれば、プロのライターへの依頼で仕上げることもありますが、費用面を左右するのもここです。
さらに書籍の仕様に関しても要チェック、本のサイズとなる判型はどうするのか、ソフトカバーやハードカバーといった製本も料金に影響をしてきます。
内側に目をやると本分の色をどうするかであり、シンプルな白黒や少しだけ色を付ける2色にするか、華やかにフルカラーも選択肢の一つです。
ボリュームも関わるのでページ数もそう、またなにか特殊加工をするなら、それだけ料金も上乗せされることになります。
いったい何冊くらい発行をするか、部数も大きく関係する部分、1,000部くらいからなのはベーシックな四六判の発行する部数の目安、また養子に関してもスルーすることはできません。
本当に文字だけを印刷する小説などは上質紙で良いですが、もしもカラー写真の掲載やカラフルやイラスト類を入れるなら話は別です。
意外と侮れないのも用紙の種類の選択、インクは選ぶ紙により違いが大きく出てきます。
流通に関して有無を確認することも必要
仕上がりのことまで考えると、用紙選びも慎重になるポイントです。
また費用面は印刷依頼をする会社によっても違いがあるもの、流通に関して有無を確認することも必要になります。
その出版社が特約店契約を書店と結んでいるなら、念願の書店に自分の作品を並べてもらうことができますが、それは商業出版と同じような取り扱いです。
なお書店への流通をすることなく、何かのイベントだけで売る、身近な人たちにだけ配るなどすることも自由にできます。
商業出版は憧れも大きいですが、そのルートでは実現しない大きなメリットを潜めているのも自費出版です。
何よりも商業出版の場合は基本ビジネスですから、販売してからの売り上げに対してシビア、もしも売れそうにないと判断されれば、出版をすること自体許可されないことがあります。
まとめ
ハードルを感じて諦める必要がないのが自費出版、作家として自費でできるので誰でもデビューができてしまいますし、夢を夢のままで終わらせることにはなりません。
これまで歩んできた人生での集大成となる出版物、本人の経験を生かすことができますし、自信が持てるようになるのも良いところです。
メッセージを書籍を通して読者へと伝えられる、大きな喜びも感じることができます。
